植民地と戦争の歴史認識 —A首相の戦後70周年談話を手がかりに|江田憲治 京都大学人間・環境学研究科 教授

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江田 憲治 京都大学人間・環境学研究科 教授(講義当時)
 中国の近現代史を研究しています。ただし、授業ではやや視野を広げて東アジアの近現代について講義をしたりしています。そこで、近年、気になる東アジアにおける「歴史認識」の問題を、数年前のA首相の「戦後70周年談話」を中心に考えてみたいと思います。為政者が歴史の「事実」を都合のいいように書き換えることは、どこの国でも、またいつの時代でもあることかもしれませんが、だからと言って歴史学が無視していいものとも思えません。あわせて、情報過多の時代、われわれが陥りやすい歴史認識の「ワナ」や、京都大学の一部が積極的に関与したと731部隊について紹介したいと思います。