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20180812 UPLAN 日本軍「慰安婦」メモリアル・デーin東京 金学順さんから始まった #MeToo

チャンネル名: 

【戦時性暴力問題連絡協議会/日本軍「慰安婦」問題解決全国行動】
1991年8月14日、韓国の「慰安婦」被害者、金学順さんが半世紀の沈黙を破って、自らが日本軍「慰安婦」とされたことを告白しました。その後、中国、台湾、フィリピン、インドネシア、東ティモールなど
次々と勇気をだして名乗り出る「慰安婦」被害女性が現れ、数ケ国に及ぶ被害の実態が明らかにされてきました。私たちは、最初に名乗り出た金学順さんの勇気と思いを忘れないために、8月14日を8.14日本
軍「慰安婦」メモリアル・デーとしています。海外で、日本各地で、この日、「慰安婦」問題について多様な視点から、一刻も早い解決のために、様々なイベントを企画して、連帯して取り組んでいます。
一方、海外では、セクハラを受けた女性たちが次々と名乗り出て、twitterで「#MeToo」と声を上げる世界的なセクハラ告発運動が広がっています。告発される側にはハリウッドの映画監督や国会議員など地
位や権力のある人物も含まれており、これまでセクハラを許してきた社会全体に猛省を促す契機となっています。
しかし、残念なが日本ではこの「#MeToo」運動が広がっているとは言えません。「#MeToo」運動の先駆けとも言える、日本軍「慰安婦」被害者が次々と数カ国で名乗り出たときも、日本人女性の被害者は
ほとんど名乗り出ることは出来ませんでした。なぜ、日本では性暴力の被害者がこれほど沈黙を強いられるのか。なぜ、日本は「慰安婦」問題をいつまでも解決できないのか。そして、性暴力を許さない社会
を築いていくために何をすべきかということについて考えます。
シンポジウム発言者
梁澄子
日本軍慰安婦問題解決全国行動共同代表
「#MeToo」運動の先駆けとしての日本軍「慰安婦」被害者たち
角田由紀子
弁護士
「#MeToo」運動がなぜ日本で広がらないのか
川田文子
ノンフィクション作家
なぜ日本の“慰安婦”被害者は名乗れないのか
発言者プロフィール
川田文子(かわたふみこ)
出版社勤務を経て文筆業に。日本の戦争責任資料センター共同代表。希望のたね基金顧問。著書に『赤瓦の家――朝鮮から来た従軍慰安婦』(筑摩書房1987年)、『皇軍慰安所の女たち』(筑摩書房1993年)、『インドネシアの「慰安婦」』(明石書店1997年)、(『イアンフとよばれた戦場の少女』(高文研2006年)、『「慰安婦」問題が問うてきたこと』(岩波ブックレット2010年共著)、『ハルモニの唄――在日女性の戦中・戦後』(岩波書店2014年)等。
角田由紀子(つのだゆきこ)
弁護士。NPO法人女性の安全と健康のための支援教育センター代表理事。著書に『性の法律学』(有斐閣選書1991年)、『性差別と暴力』(有斐閣選書2001年)、『性と法律』(岩波新書2013年)、『ドメスティック・バイオレンス』(有斐閣選書1998年共著)、「セクシュアル・ハラスメント―福岡裁判から24年目の到達点」(『ジェンダーと法』11巻2014年所収)等。
梁澄子(やんちんじゃ)
通訳・翻訳・語学講師。日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表、一般社団法人希望のたね基金代表理事。共著書に『海を渡った朝鮮人海女』(新宿書房1988年)、『朝鮮人女性が見た慰安婦問題』(三一書房1992年)、『もっと知りたい慰安婦問題』(明石書店1995年)、『朝鮮学校ってどんなとこ?』(社会評論社2001年)、『オレの心は負けてない』(樹花舎2007年)等。訳書に尹美香著『20年間の水曜日』(東方出版2011年)。