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20220521 UPLAN 渋谷徹「化学物質とエピジェネティクス」

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【オルタナティブな日本をめざして(第75回):新ちょぼゼミ】
人間の生命の営みは遺伝子が支配していると言われてきましたが、実は、その遺伝子は「エピジェネティクス」というさらに高度なメカニズムで支配されていることが、かなり以前に発見され、その解明のための研究が続けられてきました。「エピジェネティクス」とは、DNAの配列変化によらない遺伝子発現を制御・伝達するシステムである」と定義されています。簡単に言えば、遺伝子発現のON・OFFスイッチのことであり、これが発生過程や生命の機能維持にとって重要です。
「エピジェネティクス」という言葉は、個体発生に関する説の1つである「エピジェネシス(後成説)」と「ジェネティクス(遺伝学)」を起源としています(C.H.Waddington,1942)。「エピ」はギリシャ語で「後で」や「上に」という意味の接頭語で、遺伝学「ジェネティクス」を超えるという意味になります。
今回は、この「エピジェネティクス」について、特に化学物質との関係に注目しながら、基本的なお話を、この分野の専門家でいらっしゃる澁谷徹さんにしていただこうと思います。人間の生命の営みを、現在の生物学の最先端分野である「エピジェネティクス」から理解し、その知識を医学を含めた様々な分野で活かしていくことが期待されています。
講師:澁谷徹(しぶやとおる)さん
環境エピジェネティクス研究所所長・健康エピジェネティックネットワーク副代表・環境エピゲノミクス研究会(前代表幹事)・日本毒性学会(前評議員)・日本エピジェネティクス研究会