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20211207 UPLAN【後半・院内ヒアリング集会】放射能汚染水「海洋放出」は許されない!~21年8月東電検討資料に基づく関係省庁ヒアリング~

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【経産省前テントひろば】
経産省・東電が目論んでいる放射能汚染水の「海洋放出」は許されません。その理由は、多岐にわたります。海を放射性物質で汚してはいけない、「海洋投棄」はロンドン条約・国連海洋法条約で禁止されている、「海洋放出」は長期大規模環境汚染ゆえ環境アセスメントが必要、タンク保管が可能、何よりも福島の人たちがいわゆる「風評被害」を心配し、漁業者・水産業者ほか全国の多くの関係者が反対し、近隣諸国や国連人権理事会などからも反対の声が上がっている、トリチウムは危険、内部被曝が危険、食物連鎖が心配、…です。
一方、東電が8月末に発表した「海洋放出」検討案は、蓄積されたALPS処理水(実は、ALPS不完全処理汚染水)約125万㎥以上(トリチウム約860兆ベクレル)を、約1kmの地下トンネルを経由して海洋に数十年かけて希釈「放出」するもので、「海洋放出」の問題点がより明らかになってきました。 そこで、「海の放射能汚染」(緑風出版)著者湯浅一郎さんの講演を聞いて事前学習した後、具体化された「海洋放出」検討案についてその内容を確認するとともに「海洋放出」の問題点を指摘して断念を迫ります。
・学習会を受けて、トリチウム等放射性物質の「海洋放出」の危険性を訴え断念をせまる
□質問骨子案
A 海の放射能汚染は許されない
「海の放射能汚染」(湯浅一郎著)と「福島第一原発放射能汚染水の海洋放出は許されない」(現代の理論2020年夏号)の一部を参照し、放射能汚染の実態を提示し、放射能汚染の問題認識を問う。
B 現在の「海洋放出」計画の概要と問題点
8月下旬に東電が発表した「多核種除去設備等処理⽔の取扱いに関する検討状況【概要】」などを参照して、「福島第一原発廃炉」の現状と汚染水処理計画との関係及び代替対策についての検討状況を問う。
C 放出位置は基線の内側?それとも外側?
「海洋放出」の位置(立坑から約1km沖合の海中)と海底トンネルの計画を確認し、外務省国際原子力協力室の「領海になる」との回答と東京電力原子力センターの「希釈された処理水の放出地点は立坑」との回答との不整合を問う。
D 地元の反対
地元を始めとした各自治体や全漁連等の反対の声を伝え、引き続き開催され、予定されている説明会などの状況を確認し、漁協との約束を守り、説明責任を尽くし、理解を得られるまで計画を進めないことを要求する。
E 周辺国・大平洋沿岸国等の懸念とロンドン条約・国連海洋法条約・環境影響評価
周辺国を始めとして国際的な反対の声を確認し、Cの放出位置とも絡めて、ロンドン条約・国連海洋法条約違反にならないかを確認する。また、国連人権理事会勧告と環境影響評価について国の見解を問う。さらに、IAEAの対応を確認する。