多くの市民が生活苦に喘ぎ、医療崩壊がおこり、さらに1万5千人以上が亡くなり、緊急事態宣言が発令されているなか、海外から7万人以上の選手、関係者、記者等を招いた国際的なイベントが強行されてしまいました。さらに五輪進行中にデルタ株の蔓延で急速に感染者が増えています。
この五輪中、「バブル」が嘘であったこと、全国からワクチン未接種の運転手等などが五輪のために集められていること、ボランティア・日本の関係者の多くがワクチン接種済みではないこと、陽性の検体が誰のものか特定できないなど杜撰な検査方法であったことなど、次々に問題が明かになっています。
それでもJOC、IOC、日本政府、東京都は五輪を最後まで強行し、さらにパラリンピックを開催しようとしています。また子ども観戦も新たにパラリンピックで行われようとしています。
人類最大規模のパンデミック禍で、感染対策が不十分な上、医療崩壊を迎えてしまっている東京で国際イベントは行うべきではありません。
諦めずに女性たちの声を届け、医療従事者の立ち場、ジャーナリストの立ち場からオリパラ強行によって見えてきたものを考え、語っていきます。
8月10日 11回目
【出演】
井戸まさえ(ジャーナリスト)
山家直子(フリー編集者)
青木正美 (日本女医会理事)
前田佳子 (国際婦人年連絡会CEO)
宮子あずさ (看護師・随筆家)
望月衣塑子 (ジャーナリスト)
北原みのり (フラワーデモ)