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参議院憲法審査会参考人質疑 与党側参考人からも「熟議が必要」との意見

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参議院憲法審査会参考人質疑
与党側参考人からも「熟議が必要」との意見

6月2日、参議院憲法審査会で改憲手続法(国民投票法)改正案に対する参考人質疑が行われ、午後4時から報告集会が開催された。(主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会、9条改悪NO!全国市民アクション)

質疑には与野党から推薦の参考人がそれぞれ2人ずつ、計4人が参加した。野党推薦の2人の参考人からは、改憲手続法は内容が不十分。このまま実施されると大変なことになるとの意見が出された。福田護弁護士は、「投票率が低下している現状の中では、国民の20%の投票で憲法が変えられることになる」と発言。飯島滋明名古屋学院大学教授は、「半年日本を離れた自衛隊員が投票できない。自衛隊の為の改憲に自衛官が投票できなくなる」と皮肉った。

一方与党推薦の参考人は、現行の改憲手続法の問題点には触れなかった。上田健介近畿大教授は、「(改憲国民投票が)国政選挙の場合とできるだけ投票環境を合わせることは合理的」と発言。浅野義治大東文化大教授は、「(憲法本体が)改正ができるようなら、常に改正できるようにしておくことが極めて重要」と述べた。ただ、立憲民主党の江崎孝議員から「改正案について熟議がされていると思うか」という質問に対して、「熟議にはなっていないのではないか」(上田参考人)と答える一幕があった。

参議院憲法審査会は、9日に質疑が予定されていて与党はその後改正案の採決を狙っている。このままいくと、たった3回(質疑2回、参考人質疑1回)の審議で可決されることになる。(湯本雅典)


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