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クルド人が語る「戦争と平和」

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クルド人が語る「戦争と平和」

講師:マフムード・ベケス氏 (日本クルド学生連盟会員)
通訳:ワッカス・チョーラク氏

 戦争の中から新たな平和への道を見出したクルド人

 かつて世界を分断した東西冷戦の終わりは、世界の人々に平和で繁栄し一体化しか世界の到来を予感させました。実は「文明の衝突」とも形容される、民族、宗教紛争の時代の始まりでした。世界各地が不安定化する中、特に中東は果てしのない泥沼の戦争に落ち込んでいるように見えます。一方でクルド人にとってアラブ人同士の戦争は、アラブ人政府の長年の弾圧から抜け出す千載一遇の好機となりました。シリア内戦により自治を獲得したクルド人が始めた「民主連邦制」は、「ロジャバ革命」と呼ばれ諸民族融和の実験として世界の注目を集めています。北シリアはクルド人が多く住んでいますが、アラブ人、アッシリア人、トゥルクマーン人の居住地が複雑に入り組み、紛争の火種が至る所に存在しています。しかし、クルド人は、北シリアにシリアのどの地域よりも安全で平和な統治を確立しました。かつて北シリアで行われた住民の意識調査によると、若者の多くが「アラブ民族主義」、「クルド民族主義」よりも諸民族の融和を支持していることが明らかになりました。クルド人は民族紛争解決に向けた知恵を多く持っているのではないでしょか。
 TOSMOSは、現在、東京外国語大学に在籍し紛争と平和構築について学ぶ、シリア・コバニ出身のクルド人学生に講演してもらい、共に「戦争と平和」について考えます。

主催
 TOSMOS (東京大学現代社会研究会)
 日本クルド学生連盟

収録日:2018年4月6日